(市川市立考古博物館提供) 正倉院に伝わる衣服を基に苧麻の麻布で複製したものです。左上は早袖(重労働の時の肩の覆い)、中央は布袍(上着)、左下は布衫(肌着)、右下は布袴(開股式はかま)。地方の下級役人や下働きの人々に支給された制服です。庶民の服も麻布製の粗末なものだったようです。