(宮内庁正倉院提供) 正倉院に伝わる布で「武蔵国男衾郡倉郷笠原里飛鳥部虫麻呂調布一端 天平六年十一月」と記されています。笠原里は、小川町に笠原という地名が残り、倉郷の比定地として有力です。また、近在の官ノ倉山は「かりくら」が訛ったとの説もあります。