(滋賀県立安土城考古博物館提供) 夏場の草取りや防虫対策を乗りきると、やがて秋には収穫の時期を迎えます。人々は、稲作と同時に畑作も盛んに行なうようになりました。アワ・ヒエ・キビ・オオムギ・コムギなどの穀類やダイズ・アズキ・ソラマメなどが栽培されていたことも確認されています。秋から冬場は漁や狩りも行われました。暦に従った労働の忙しさの中にも充実した一年が過ぎていきます。