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馬頭観音

馬頭観音の写真

馬がまだふつうに飼われていた江戸時代には、仕事の安全祈願や馬の健康を願って、地域の馬持ちたちが馬頭観音講を行なっていました。その供養塔として建てられたのが馬頭観音(馬頭尊あるいは馬頭観世音とも呼ぶ)の供養塔です。写真の馬頭観音は古里地区のもので、頭の部分に馬の顔が掘ってあります。昭和初期には軍用馬として軍に徴発された馬の墓石代わりに、個人が供養塔を建てたこともありました。

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