嵐山町はエサキオサムシの分布境界線と言われる場所に位置しています。オサムシ類では地質断層や河川などにそって分布がきれいに分かれるものが知られており、エサキオサムシも八王子・高崎構造線という地質断層を境に、東側には見られません。嵐山町では例外的に根岸地区で1頭だけ確認されていますが、これは上流から都幾川によって流されてきたものが偶然流れ着いたものと思われます。