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ごあいさつ

嵐山町長 岩澤 勝

 各地で自治体史の編さんが盛んです。わが嵐山町でも過去に2度の編さん刊行がありました。 自治体史とはそれぞれの郷土の沿革であり、過去を振り返り、現在を見つめ、将来を展望するよりどころとなるべきものです。いわば自治体のアイデンティティといってもよいかもしれません。しかしながら、長い年月と多くの予算を投入した自治体史が、ややもすれば専門用語と学術資料の羅列や分厚くて文字のぎっしり詰まった難解な本となってしまい、そこに暮らす住民にとっては、必ずしも親しめる存在とはなりませんでした。嵐山町博物誌は、そうした反省の上に立ち、住民の皆さんに気軽に親しんでいただけるビジュアルなものであることを第一のコンセプトとしました。この間、出版からwebへという大きな方針転換が行われましたが、ここにようやくホームページの開設を迎えることができました。ぜひとも多くの皆様にご活用いただき、この町の新たなアイデンティティ形成に資するものとなることを望んでやみません。
 おわりに、編さんに携わった編さん委員・調査委員・ボランティアなどの多くの関係者の方々、資料の調査や提供にご協力を賜りました関係機関、所蔵者の皆様、その他ご指導・ご支援を賜りました多くの皆様にお礼を申し上げ、ごあいさつといたします。

  平成24年6月


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